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ボディガードの淫乱警護

「それじゃあ、お疲れさん」
片手を上げて軽い挨拶をした男に、黒い影がいっせいに頭を垂れた。
舞台のようなその光景を横目に、男は背後の大袈裟な扉に向いた。

ぎぃと小さく音を立てて扉が開く。男が開けたわけではない。しかし自動というわけでもない。横に立つ男、黒いスーツで身を固めた大柄な男が、ドアノブを握っていた。主の向いた扉なら即座に開けるよう、そう心得ているのだ。
扉を開けた男の刈り上げた頭が、一団から一つ遅れて深く垂れた。
つかつかと革靴を鳴らし、開けられた扉をまずは別の黒いスーツが潜る。全く同じ格好をしてはいるが、体格や髪型はまるで違う。坊主頭が目立つ、太ましい男だ。

「ご苦労」
それに続くようにして部屋に入る。その後ろには角刈りがピッタリと付いていた。
ボディガード。
その動き一つ一つが、主人からあらゆる外敵を阻むように、ある種機械的に動いていた。
前の太くむっちりとした坊主頭と、後ろに付いた大柄な角刈り、ガッシリとした体格に挟まれ、男は悠々と今日の宿へと入った。鋭い眼光、山のような体、隙のない動き。これだけの人材を二人揃えているのだ、安全は常に保証されているようなものだった。
完璧に思える二人の動きだが、しかしただ一つ、ボディガードとして不適切なものも見えた。
ここは寝室だ。いかな人間にもプライベートな時間というものはある。にも関わらず、この部屋の扉を男は閉めた。ボディガードをここまで連れてくる必要はないのだ。本来ならば。

「さて」
キングサイズのベッドに男が腰掛けた。深く豪華なスプリングが、音もなく沈む。
扉の前、二人の黒スーツは手を後ろ手に組み、次の命令を待っていた。
角刈りにサングラスを掛けた男を見る。その表情はこの距離からは伺えない。完成されきった体格と合わせ、微動だにしないその姿は、見事な彫刻のようにも見えた。
もう一人、横に並んだ坊主頭の髭面に目を向けた。首から下は全く同じ服装だというのに、こうも印象が違うものかと今更に感心する。角刈りより背丈は小さいが、その分横幅がありどっしりとした重量感のある体だ。日本人的な、野性的魅力があった。

「真面目ぶるのがうまいことだ」
笑うように言って、脚をベッドの上へ置いた。
表情は変えない。しかしその肌に朱が混じるのは隠せなかった。
「それ」
反り返れ。
一言。
分かりづらく、意図不明のような命令にも、男達は何の迷いもなく従った。
二人の逞しい男が一斉に、胸を引き、脚を開き、股間を前へと突き出した。
そうして突き出された黒いスラックス、そこの不自然な膨らみが、男の目に光って写った。
「フフ、ハハハ」
そうなるように調教し、洗脳し、体も心も作り替えたのは自分だ。しかしそれでも、笑いが込みあげた。いかにもボディガードですというような男が二人、揃ってもっこりとした股間を突き出しているのだ。それも真面目な顔で。
笑えないものか。

「来い」
指での手招きに、二人が同時に脚を進めた。
「ああ、違う、お前はいい」
しかし、文字通り掌を返し、男が静止の声を出した。その掌の先、坊主頭の足がピタリと止まる。突然の命令にぎこちなく体だけが前につんのめった。
「お前は今、俺の命令に遅れたからな」
「…ハっ!」
いさぎのよい返事だ。
内心はそうではないだろう。二人の動きに、僅かも差異は見られなかった。
不条理な命令だ。それもほんのお遊び、気まぐれで行われる。
「お前は…、そうだな、外でも見張っていろ」
「かしこまりました!」
形の良い敬礼をし、濁った声質が澄み切った返事をした。ふと短な脚を動かし、巨大な窓の前へ陣取る。外にあるのは暗い街だけだ。鏡のように、室内が見渡せる。同時に、ベッドの上からも男の顔が見えた。
大きく締まった口が、ほんの僅かに震えている。
どんな自体にも顔を歪めないよう命令し、プログラムした二人の人格だが、その誓約すら歪むほどの焦燥が渦巻いている事だろう。
一方の角刈りを見れば分かる。ベッドの上から呼ばれた、それだけで、もう仮面が剥がれようとしているのだ。
身も蕩けんばかり興奮と、悦びに支配されていることだろう。
サングラス越し、厳しい眼つきの一端が蕩け、口からは荒い息を吐き出していた。湯気立つような息が、逞しい胸の上下に合わせて漏れていた。

「淫乱になったものだな」
「はい!淫乱にして頂きました!」
さすがの返事と動きだ。ボディガード経験の長さを感じさせる。しかしこうして仕えるようになったのは、まだ一年に満たない。
ライバル会社お抱えの優秀なボディガードを極めて個人的に説得し、こうして連れてきたのだ。あの日の事を思い出すたび、男の心は嗜虐的な喜びで満たされた。つい先日まで守りぬいていた社の情報をごっそりと持ち出し、犬のようにかつての敵の前に這いつくばらせたあの瞬間。最高の一時とは、アレを言うのだろう。

「はっ…ハァっ…おぉ、か、感じます、スーツの上から肉棒を触られて、感じています!」
ベッドの上で立たせた体の、その股間を指で一撫でした。
それだけで、無駄な肉の一切無い体が、ビクビクの惨めに跳ねた。口からは、情けない己の状況をしっかりと撒き散らかす実況を喋っている。
昼間、芯の入っていたように動いていた姿とは、まるで別物だ。
「ああ、もう…もう駄目です、俺のチンポ、スーツの中でヒクヒク動いています!ケツも…おぉ、おっ…ふぅ!」
彼らは一度ベッドの上へ上がれば、一瞬でボディガードから娼婦へ変わる。
いや、その気になれば昼間の街中ですら、こうして逐一説明をしながら、素っ裸で踊らせる事もできるのだ。それも、最高の喜びを感じさせながら。

「なんて顔だ、醜悪極まりないぞ」
「も、申し訳ありませんっ!自分は…主人の前でチンポを勃起させて腰を振る淫乱です。ボディガード失格であります。どうぞ罰を!なにとぞ…!」
サングラスを取り払う。そこにあったのは、幾つもの武術のスペシャリストでも、渋みのある男の顔でもなかった。ただ、快楽を与えられる事を望む、淫乱な雄そのものだ。

「脱げ」
「ハっ!」
勢い良く敬礼をすると、尻を突き出しながら、AV男優のように服を脱ぎだした。滑るように服が落ち、黒いソックスだけを残し、あっという間に全裸になる。
ガチガチの筋肉を盛り上がらせ、再びベッドに立ち上がる。数多くの型を知る体だが、しかし今出来ることは艶めかしく尻を振ることばかりだ。
「お、お願い、しますっ…どうか…!」
ねだりながら、犬の小便のような格好で、自分を慰める。毛の密集した下半身から、くっちゅくちゅと水っぽい音が鳴った。
それだけ惨めな姿だというのに、顔は淫靡な表情で得微笑んでいる。腰を振っている。
「今日お前が睨みつけた男達がそんな姿を見たら、どんな顔をするだろうな」
「ぁぁあ!おっ…おぅ!ほおお!俺ぇ、俺ぇ…ぁぁああっ!」
その姿を想像したのだろう。
尻を弄る指が更に早くなり、嬉しそうにチンポが跳ねた。巨砲と言う言葉が相応しいそれから、どっぷり大量の先走りが垂れ、高級なスーツに染みを作った。

「ハァ…、う…あぁぁ…」
濁った呻き声は、背後から聞こえた。振り返ると、窓際に立たせた坊主頭が、ビクビクと震えていた。
平静を装ってはいるが、肉棒はギンギンに勃起させている。
内心は、自分も虐げられ、責められたくて仕方がないのだろう。主人のほんの少しの気まぐれで、極楽から寸止めの地獄へと送られているのだ。
「…しようがない奴だ、自慰だけは許そう」
「ハっ!あぁ…あ、ありがとうございますっ」
礼を言いながら、男はジッパーを下ろした。体同様に太く短な肉棒が、皮を震わせながらこぼれて出た。
こちらの男は、角刈りに比べればまだ人に従事する事自体に経験が浅い。しかしその体格は毎日のトレーニングで脂肪と筋肉をたっぷりと蓄えていた。

初対面から怒鳴りつけてきた姿を思い出す。小さな会社の社長風情が、感情論を剥き出しにして吠えてきたのだ。すかした顔しやがって!俺はぜってぇ反対だからな!等と唾を飛ばして食って掛かってきた。
珍しく苛立ったせいか、催眠を早急に行なってしまった。教育不足が僅かに見られるのは、このせいもあるだろう。しかし、一瞬でコロリと態度を変え、あなた様の仰る通りでございますと、チンポを足にすりつけながら涎を垂らした姿は傑作だった。
「んっほ、ほ、おぉお…!チンポォォ…!」
そんな男は今や、何万もの人間のいるであろう外界に向きながら、腰を振って自慰に耽っている。

「あぁ、どうぞ、どうぞご自由にお使いください!ケツも、チンポも、全てあなたのものです…!」
「はひっっ!すげぇ…おぉ…見られ、ちまう!…チンポの割れっ目から、でてるとこ!見られちまう!」
尻の快感を味わいながら、主人を誘う淫乱男。責められる事を望みながら、露出の快楽に狂う変態男。
体格も、出身も、元の性格も、何もかもが違う二人だったが、しかし今、こうして涎を垂らしながら喘ぐ姿は、そう大きな違いはない。
何よりも、この世の至上の悦びを得ている事に、違いはないのだ。

「どれ、そろそろ犯してやろう、変態ボディガードが」
「あぁ、ありがたき幸せであります!俺の、淫乱で変態なボディガードのケツ、ぐっちょぐちょにっ…犯してください!」
四角い尻をこちらに向け、舌をでろんとはみ出させて男前な顔が誘う。フリフリと揺れるその尻を掴み、乱暴な勢いで肉棒を突き入れた。
「ハァ!…あぁぁ、おぅ!おぅ!入ってく…きます!ああ、俺、幸せぇっ…ですっ!」
「守るべき主人に犯され…喜ぶボディガードがどこにいる…、はっ!…役立たずの変態めが」
「はえ!うへっ!も…申し訳、ぉぉ…おっ…うぁ!!」
ぬちゅりと、仕込んだ香油が蕩け、粘液まみれの肛門が卑猥な音を立てる。肉棒が出入りし、腸壁を擦り、前立腺を押し上げる。その快感に角刈り男が全身から汁を垂らした。

「おい、お前もこっちに来い」
「ハ!」
角刈りの尻を犯しながら、男は窓際の坊主を呼びつけた。
スーツからチンポだけを晒した男が、太い体をのっしのっしと揺らして駆けて来た。湯気の立ちそうな体が、荒い息をしていた。
「たっぷりと、見せてやる。自由にしていろ」
「あぁ、ぁぁ!嬉しい!うれっしっす!俺、俺、センズリしてえ!」
精神を犯されきった男は、体を犯されずとも絶頂を味わっていた。
チンポの皮を自分で上下に扱きながら、大股を開き、ぶるんぶるんと体を揺すって助平なオナニーに酔いしれる。
「おっ、ぉおお!ケツ、ケツいい!ぉおお、んっほぉ!」
同じように両足を開き騎乗位になった角刈りが、知性を失ったような声でよがり狂う。見られているというのが、さらに感じるようになったらしい。
「ハァー、すげっ、ぐっぽぐっぽ出入りしてるぅ…、あぁチンポ扱いちまうぅぅ…」
それをギラギラした眼で見ながら、坊主頭がチンポを狂ったように扱きまくる。
いや、本当に狂っているのだ。男の命令とあれば、快感のためとあれば、この二人は雄のプライドも、人間の尊厳も投げ捨てる。

「もっ…、もう駄目です、お、俺っ、もうっ!」
前立腺をこりこりと抉られ、角刈りが腰をさらに突き出した。
「あぁ゛…あぁ゛ーー!犯されテ…い、イグ……グゥウウゥ!」
尻を犯される快感に酔い、狂い、逞しい体が絶頂の痙攣をした。
肉棒には触れもせず、どっぷと精液がこみ上げた。
毛だらけの下半身に、男の腹に、白く熱い白濁が飛び散った。

「あ、すげ、出てます!出てますぅ!ありがとうございますっ!ヘハッ、ハハハハァ…ん」
「はぁ、あ、ザーメン…!…せ、精液くっせ…ぇ!」
チンポをしごいていた坊主頭が、飛びった精液に引き寄せられるように顔を二人に近づけた。
ひくひくとデカイ鼻を動かし、イキたての肉棒と、精液の掛かった腹に雄らしい顔面を擦り付ける。
「あ、くっせ…うめぇ…!」
べろべろと唾液を垂らしながら、まだ熱い精液を舌ですくう。口に運び、青臭い雄の臭いと味をくっちゃくっちゃと美味そうに味わっている。
そういうように変えられたのだ。
男の味すら知らなかった男は、今や精液を好物にする変態に変えられた。

「んめ!んめ!はぁ…たまんねっす!ああ、ああ、イッちまうう!!」
興奮でおかしくなった男が、血走った眼をぐりんと裏返し、激しく肉棒をシゴきあげた。先走りの溜まった包茎が、ぐっちゅと音を鳴らし、口から補給した精液を、今度は自分の包茎チンポからびゅるびゅると吐き出した。
意味は違うが、これもまたところてんのようだ。

「いへ、ヘヘヘ、出てる…俺のくっせぇチンポから、ザーメンでだぁ゛ー…!」
歓喜に腰を振りながら、自分で達した精液も、当然のように口に運ぶ。
べちゃべちゃと顔を汚しながら、ちゅばちゅばと嬉しそうに精液を吸い上げる。

「ハァー…あ、あ゛、あ゛!お、お願いします!も、もっと、もっと俺を変態にしてください…!もっと!」
精液を味わう坊主を見ながら、角刈りが羨ましそうに主人に向き直った。
より変態に、より淫乱に、それこそがボディガード達の夜の望み、使命なのだ。
「へへ、はへへ、お、俺も、俺も…もっと変えてもらいたいっす!」
下品な顔を主人の足に擦り付けながら、坊主もまたねだる。

全く違う顔が、似たような表情を揃えてこちらを見ていた。その卑猥な事ばかり考える頭に、ボディガードの頭に、男は手を当てた。
「次は、どうしてやろうか」
まだ太陽が登るまで長い。
二人の男がボディガードとしての使命を思い出すまで、一体どうなるのか。
男自身にも分からなかった。


  1. 2010/12/05(日) 07:57:38|
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